新技術導入試験

   ~20XX年、当ブログ内某所にて~
 閲覧者A「またおまえか!(股尾前科!)」
 きらきら「また俺だ!!(股尾前田!!)」

 先週(1年生の赤城合宿があった週)の話になりますが、私は斜張橋氏の下請けでレール敷設工事をしていました。その敷設区間というのがポイントレール(道床付き)と勾配開始地点に挟まれたカーブ区間という微妙にメンドクサイ所で、「せっかく面倒なのだから…」という事でその区間で新技術(?)の導入に際して検証試験をしました。そこでその一部始終を書き出します。(ここより一部、文体が異なりますが予めご了承ください。)

この物語は一部フィクションや脚色が含まれています。予めご了承ください。またこの文章はパロディです。

~プ□○ェケ卜X 挑戦者たち~(「地上の星」をBGMにしてお読み下さい。)

 平成22年、高崎高校。理科棟の一角では線路上に一輛の客車が用意され、今まさに走行試験が行われようとしていた。これは、歴史ある鉄研の意地を賭けて奮闘した、ある変人の物語である。

 鉄研では、文化祭での展示を目前に控えてある新技術の導入試験が行われていた。例年ジオラマでは新技術、新機軸が数々投入されている。その中でも今回の技術は発想こそありきたりだが、今までのジオラマではなかなか導入されてこなかった。
 理由は難易度。施工自体に高い精密性が要求され、その上施工後も高度な維持管理が必要だった。きらきらはこの技術の導入に当たって躊躇する他なかった。
「無理です!失敗したら脱線してしまいます!」きらきらは思わず叫んだ。
「俺たちがやらずに誰がやるんだ!俺たちの手で作り上げるんだ!」
部長の熱い思いに、きらきらは心を打たれた。そして、鉄道マニアの血が騒いだ。
「やらせてください!」

 それから、夜を徹しての施工が始まった。小鋲を打ちつけまくった。
しかし、小鋲が刺さらなかった。きらきらは塾を休んで何度も何度も小鋲と戦った。
いっそ、もう止めてしまおうと思った事もあった。追い詰められていた。
そこへ部長が現れた。そしてこうつぶやいた。
「発想を変えるんだ。小鋲は刺すだけのものじゃない。」
そうだ、錐だ。錐で先に穴を開けてしまう手があった。
暗闇に光が射した気がした。
鉛筆で位置を記し、錐で穴を開けた。小鋲はそこにはめ込んだ。
鉄研で採用されている固定方法が蘇った。
「これだ!これが俺たちが捜していたレール固定法だ!」
「これで、ようやく道床が固定できる!」
堅いベニヤ板にレールを固定する新工法の誕生だった。

 部長ときらきらは部室の片隅で朝まで飲み明かした。皆、充足感が止まらなかった。
「部長、完成した線路で高速走行してもいいですか」ある部員は言った。
「ああ、いいとも。だが300/hは出すなよ。この路線は在来線だ。在来線に新幹線を走らせて、外側に吹っ飛ぶ事ほど馬鹿らしいものはないからな。」
部長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。

    ~終わり~

※この文章の登場人物は全て私です。ご了承下さい。
※この文章で「錐で穴を開け、そこに小鋲を固定する」という工法に不安を持たれた方がいらっしゃるかもしれませんが、安全性には問題ありません。ご安心下さい。

※ここまで読んだ方はお疲れ様です。ですがこの文章では肝心の新技術には殆ど触れていませんでした。この駄文で今回導入された新技術が何なのか判った人はすごいと思います。判らなかった人は6月5日(土曜)・6日(日曜)に高崎高校で開催される翠巒(スイラン)祭にお越し下さい!「これかぁ!」と一発で判ります。
ヒントは「高速走行」です。

今年の翠巒(スイラン)祭は6月5日(土)・6日(日)に開催されます。
詳細は  http://www.suiranfestival.com/  まで!

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TEKKEN

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